開催日  10月19日(木)14時~15時30分
会場   静岡県庁西館4階会議室
参加者  静岡県/福祉長寿局長・地域福祉課長・介護保険課長・福祉指導課長他
      介護福祉士会/及川・小林・山畑・齊藤・水野・杉本

今年は台風の影響で当初の日程が延期され、清々しい秋の一日に開催されました。冒頭、高橋福祉長寿局長から静岡県介護福祉士会の県への協力に対し感謝の意が延べられ、及川会長からも現場の声を伝える機会を作っていただけることに感謝しスタートしました。

県の各担当課長より介護人材確保対策の現状と課題、地域包括ケアシステムの構築に向けた地域支援事業の充実等について報告説明をして頂き、意見交換となりました。及川会長から地域包括ケアシステムに向けて、今後更に重要になる在宅サービスの訪問介護員の人材不足の問題や、無資格者の登用と、その無資格者に対する指導の問題、(ほとんどが介護福祉士が担っている)サービス提供責任者が役割を持つことが考えられること。県も現状そこまでは考慮していないため、今後の検討としたい旨回答がありました。また、指導者に対して介護予防の面では、過度な関わりにおけるADLの低下防止の重要性、自立支援の重要性は伝えて欲しい旨提案しました。

更に、地域包括ケア会議などに介護福祉士として参加できるよう、試行的に県介護福祉士会の静岡ブロックを静岡市介護福祉士会として活動していることで、多職種との連携を深めている事例を伝えました。

また、介護職員も不足、地域によっては特養等の待機利用者も減っているのに新設の施設が増えていることに疑問を投げかける本音等、参加理事全員からの発言があり、多くの現場の声を届けられる機会となりました。
(詳細は12月号Bonくら~じゅに掲載予定)