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事業計画(29年度)



平成29年度事業計画

主旨


私たちを取り巻く介護福祉の現状は、介護人材の慢性的な不足、専門知識のないままの職員採用や熟練者不在のための介護の質の低下、介護職の離職など山積した問題は変わっていない。このような状況の中で、静岡県介護福祉士会が職能団体として、これからの介護福祉の在り方や介護福祉にかかわる介護職員の質の向上、働く環境の在り方などを指し示す役割や責任を担わなければならないと感じている。
また、地域包括ケアシステムの構築が進む中、介護のエキスパートである介護福祉士の役割が大きくなっている現状も踏まえ、昨年掲げた静岡県介護福祉士会の最重要目的を本年度も継続し、更に喫緊の課題である会員拡大についても力を注いでいく。


最重要目的


1. 適切な介護を適切に受けられる社会を作る
2. 介護に従事する者を支える職能団体となる
3.会員を拡大するための具体的な方策を実施する


目標


(1)静岡県民の介護力を強くするために介護技術・介護の基礎知識を普及・啓発を行う
(2)介護保険制度や障害福祉施策などに対する制度政策への提言を持って発信する
(3)介護実践者の介護技術・知識を向上させるための研修を実施する
(4)介護福祉士のケアマネジメント力を強化させるために研修を実施する
(5)地域包括ケアシステムの構築の推進と、地域における介護福祉士の役割を発揮する
(6)介護研究・臨床研究を推奨する
(7)次世代の介護福祉士を育成する


今後の運営内容


県内の介護についての問題を具体的に検討できるよう、市町単位で考えられる規模の組織を作り運営する。また、昨年同様に地域における研修及び組織活動の推進を図っていく。これまでのブロック単位での会員同士の交流、質の向上のための研修・研鑚の機会を作り、一層の独自性を持ちながら事業展開していく。
 また、生涯研修事業部と研修事業部の2事業部を研修事業にまとめ、その中で生涯研修制度と自主的な研修等整理を行い、会員や会員でない介護に関わる人々のニーズに応えられる研修や研さんの場を積極的に提案していくこととする。
昨年の試行期間を経て新組織体制で運営していく上で、今までのワーキング活動はもとより、委員会活動を支える実行委員も公募し、活動に関わる会員を多くして、関わりを重要視していく。広報委員会や制度政策委員会による社会貢献や県民への啓発、介護保険の改正に対する意見の表明などの具体的な活動も継続していく。


ブロック活動


県内ブロックごとに担当理事及び役員が一丸となってブロック活動を推進する。
地域包括ケアシステムを意識した市町の取組みも視野に入れていく。


委員会


関係団体・公的機関への協力


(1)各市町の認定審査会及び障害区分審査会委員の推薦
(2)介護・福祉に関する講座の講師派遣
(3)関係機関への委嘱委員の推薦



事業部


研修事業部


1.生涯研修制度に沿った研修の実施(公益社団法人日本介護福祉士会認定)
(1)介護福祉士基本研修(旧介護福祉士初任者研修)
介護福祉士の理念を学ぶとともに、基礎的なケアができる職員を育成する。
介護過程の展開を重視し4日間とする。認定介護福祉士を目指すために受講必須のファーストステップ研修の受講要件となる。静岡会場のみの実施とする。
(2)介護福祉士ファーストステップ研修
基礎的な業務に習熟した介護職員を対象として、的確な判断、対人理解に基づく尊厳を支えるケアが実践でき、小規模チームのリーダーや初任者の指導者として任用することを期待できるレベルの視点や技術を有する職員を育成する。
(3)介護福祉士実習指導者講習会
介護福祉士養成カリキュラムの「介護実習Ⅱ」の実習指導者に対して、必要な専門的知識及び教育方法を習得するために実施する。公益社団法人日本介護福祉士会より修了証が交付される。

2. 認知症に関する研修
(1)認知症介護基礎研修 ※県の委託事業
介護現場の初任者向けのカリキュラムで実施。
県内2会場担当する。
(2)認知症介護実践研修(実践者研修)
高齢者介護の実務者に対し、認知症高齢者の介護に関する実践的研修を実施することにより、認知症介護技術の向上を図り、介護サービスの充実を図る。県内5会場で実施する。
(3)認知症介護実践研修(実践リーダー研修)(静岡県知事指定)
静岡県認定、高齢者介護の実践者が実践研修等で得られた知識、技術をさらに深め、施設又は事業所において、ケアチームを効果的かつ効率的に機能させる能力を有した実践リーダーを養成する。
(4)認知症に関する医学的理解 
ドクターを講師に迎えての研修で最新医療の情報収集となる。毎年希望者が多く、ナイトセミナーとして業務を終えてからの2時間を有効利用している。継続する声も多いので1回実施。

3.自己研鑽、キャリアアップ研修 
(1)介護職員等による喀痰吸引等研修
医療的ニーズが高まる現場に対応するために実施する。静岡会場のみ実施。
(2)プリセプター養成講座
現場では多様なニーズに応えるため人材育成が大変重要になっており、プリセプターシップの導入の検討、既に実践している事業所に対してOJTの強化とプリセプターの養成、新人教育に関する評価票の作成を目的に実施する。
(3)プリセプターシップにおけるアソシエーター養成研修
OJTの方針や組立をプリセプターと共に行い、教育の計画評価を担うアソシエーターがプリセプターシップを作り上げるまでを学ぶ。
(4)スーパービジョン基礎研修
ケア現場は利用者の重度化、人手不足等の課題を抱えており特に、スーパーバイザーとスーパーバイジーとの円滑な人間関係の維持・構築が困難で頭を悩ませている現場も少なくありません。そこで介護職員の能力を最大限に活かし、成長をサポートするスーパービジョンの理解を深め、専門職としてより質の高いケアを提供できるようスキルアップを図ります。
(5)生活支援技術研修(基礎編・応用編)
利用者の表面化されている状態のみでの介助ではなく、その方の生活全般からアセスメントし、分析を行い、根拠ある支援を学ぶことができるよう実施する。(静岡会場/三島会場)
(6) ファシリテーター養成研修
研修そのものや話し合いがうまくいくように、見守り・サポートするための技術を学び、演習
を通して実践に繋げる。
(7)「気づきと記録」研修
「伝わる記録」を書くためのポイントを学びケアの質の向上を目指す。
(8) ターミナルケア研修
ターミナルケアに携わる上で必要な「正しい知識」と「確かな技術」を講義や事例等を通して学ぶ。
(9) 次世代リーダー養成研修
リーダーの不安や悩みを解決し、自信を持ってリーダーシップを発揮し、知識や技術を学び磨ける研修を実施する。
(10) 介護技術基礎研修
県内9会場において、介護職員を対象に現場に活かせるよう介護の基本を学ぶ。
(11) 介護予防体操講座
県内3会場において、介護職員を対象に介護予防の理論と実技を身につけて、今後の指導や現場に活かせる研修とする。
(12) 訪問介護員研修(静岡県委託事業)
静岡県から中部地区として依頼を受け、訪問介護員の現任研修をカリキュラムに沿って行う。
1.訪問介護員適正実施等研修
2.訪問介護計画作成・展開研修 

4.後継者の育成
(1)介護福祉士実務者研修
平成28年度から国家試験受験要件が「3年の実務経験」と「実務者研修を修了していること」になったことを受け、新規に2コース実施。
(2)国家資格取得対策 (筆記模擬試験・集中講座)
1日目 本番さながらの雰囲気を感じ本番に備え、力を試す全国一斉筆記模擬試験の実施
2日目 試験の概要・ポイント・筆記模擬試験の解説と傾向を中心とした講座を実施